中央競馬 備考
施設改善工事、馬場改修工事、災害などにより競走が行えない場合には、原則として同一地区の他の競馬場に振り替えて開催する。スタンドが火災に遭い、使用不可能として振り替え開催された例があるほか、昭和45年の万国博覧会開催の際には、春の天皇賞を含む京都競馬場での開催が、阪神競馬場に振り替えられた事もある。
通常は週末の土・日曜開催である。以前(昭和50年頃まで)は、祝日に開催される代わりに土曜・日曜の開催が無くなる事もあったが、現在は無い。 但し東京競馬場の開催については、毎年5月5日に同競馬場に近接する大國魂神社で祭事が行われる関係上、競馬開催の土・日曜日と重複した場合でも競馬の開催は行われず、その前後に開催日を振り替えることがある(これは関東で第3場開催が行われる場合も同様)。
地方競馬との間で、原則として12月28日~1月4日は中央競馬を開催しないという慣例があったが、2003年の12月28日に中央競馬が施行されたことで破られ、現状の所は12月29日~1月4日となっている。 昭和時代、4月29日(昭和天皇の誕生日)に春の天皇賞が開かれたため、その場合は開催日を調整していた。
近年、年始開催は1月5日に1日のみ開催を行い、翌週の週末は成人の日と合わせた3日間連続開催が多い(成人の日がハッピーマンデー制度で1月第2月曜日に曜日固定されたこと、また有馬記念競走の開催日を年末ぎりぎりまで調整しているため)。 2004年から9月(例年では4回中山・4回阪神・2回札幌)の3連休の開催を2つの競馬場で日程を調整して開催している。
2006年の場合は9月16日が札幌・中山、17日が中山・中京、18日が札幌・中京となっている。(2003年から敬老の日もハッピーマンデー制度の対象となったこと、ならびに近くに秋分の日の休日があるため) なお、例年と異なるこの時期に中京競馬が開催されるのは阪神競馬場の改修のため。